ほほほの脱力メモ

バイオリンと気功をお気楽に精進してα波に満ちた日々を過ごすためのメモブログです。キーワードは「脱力」です。話はいろいろ飛びそうです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



FC2 Blog Ranking【←いい記事だと思ったらクリックしてみて下さいネ】

葬送行進曲

葬送行進曲というのはどのくらいスタイルやパターンが決まっているものなのでしょうか。

来週の日曜日は私の所属しているSオケの本番
http://symphonica.hp.infoseek.co.jp/concert/sym45.html
なのですが、
今回のプログラムの中にある、メンデルスゾーンの第3交響曲スコッチの第3楽章の途中で、葬送行進曲っぽいのが出てきます。
遅いテンポの短調で付点八分音符+十六分音符の音型を効果的に使うパターンが繰り返し出てきます。ベートーベン「英雄」の第2楽章、ショパンの葬送行進曲、マーラーの第5交響曲の第1楽章などに通じるパターンかな。ワーグナーの「ジークフリートの葬送行進曲」なんかはリズムパターンが違うので、まあ形式は自由なのでしょう。基本は棺おけを複数の人間で持ってゆっくり歩を進められる雰囲気に合うことなのでしょうか。(映画とかで見た西洋の葬式の偏見かもしれませんのでご注意ください)

で、葬送行進曲と言われる曲には、印象深い名曲が多いような気がします。作曲家が思いっきり感情移入をして作曲するからか、感情移入したくなるような曲が後で葬送行進曲と呼ばれるようになるものなのか。
メンデルスゾーンの第3楽章も実によいのです。しかも葬送該当箇所以外の部分が幸福感に満ち溢れているだけに、対比の美しさが際立っているような気がします。来週の土日しか弾けないのが残念、という段階に入ってきました。
スポンサーサイト



FC2 Blog Ranking【←いい記事だと思ったらクリックしてみて下さいネ】

メト礼賛

秘密兵器を仕入れてみました。

というか、仕入れてみたら秘密兵器でした。

メトロノーム。

以前から電子メトロノームはウチに奥さんのがあって、使わせてもらうことはできたわけですが、また、居間にある電子ピアノにもメトロノーム機能がついているわけですが、とりあえず自分専用でバイオリンのケースの小物入れに入るやつがあるとよいなってことで、渋谷ヤマハに出かけて物色。

結局たわくしが購入したのは、ヤマハ製のME-300というやつです。電子メトロノームなんて、それほどたくさん種類があるわけではなさそうなので、持っている方もいらっしゃるでしょうけど、思いのほか性能がよいのにびっくり。

特徴は――

・小ぶりなわりに音質がいい
・比較的でかい音が出る
・16分音符刻みなどに設定できる(例えば四分音符=60の場合は、240に打ってくれるわけです ピコココピコココピコココピコココ…って感じ。「ピ」が拍の基本)

以前ホチキスを10数年ぶりに買ったときは性能の進化に感動いたしました(留めやすく失敗がなく針がたくさん入ってしかも小さい)が、今回も、商品開発というのはどの世界でも進んでいるのだなあと感心しました。特にこの16分音符刻みというのが実用性高し、です。四分音符=100の練習を200で八分音符取りしてやることはありますけど、400という目盛りは通常ないのでできないですから。何かメトロノームを使おう、という気にさせる一品、とまで言うと誉めすぎかな(飽きないようにしないと(^_^;)。

んなわけで、シュマ2の2楽章に臨んでいるわけですが、四分音符=80から始めて、とりあえず100を少々越したところで本日はタイムアップです。目標の130はまだ遠し、です。しかし、シュマ2、勉強になります。脱力せんと弾けんから。

※ちなみに、ウチの奥さんはクリップ型のセイコー製の超小型電子メトロノームを入手。これも、16分音符打ちの機能付きです。やはりメトロノームは一人一台の時代でしょうか。


FC2 Blog Ranking【←いい記事だと思ったらクリックしてみて下さいネ】

とんぼ

布団を干しに小庭に出たら、物干し用のロープにとんぼが一匹。空気のじめじめ感も薄らぎ、東京でも梅雨明けを予感させる晴天が気持ちいい日曜日です。

とんぼという生き物をあまりに久しぶりに見たので、その変わった形が「ああ神の創造物」との思いを改めて起こさせ、妙に感慨深く観察してしまいました。他の生き物に比べて妙にでかい目玉、とってつけたように細長い尾っぽ(腹でしたっけ?)。どの生き物の形にも、恐らくそれぞれの必然性があるのでしょうね。

昨晩は、神ではなく人間の叡智の創造物としては最高峰のリストに加えられるであろうマーラーの交響曲を演奏する幸運にあずかりました。人間の叡智はとんでもないもの、不要なものもたくさん創ってますが、マーラーは素晴らしいですね。昨晩演奏した交響曲第7番は五つの楽章からなる大曲ですが、各楽器がその時々に奏でる旋律や和声、リズムが複雑に絡み合い、展開し、一つの交響曲を作り上げている様は、幾多の組織・器官で成り立つ生命体をも思わせます。器官同士の連絡がうまくいかないと病気になる点でも似ているか。昨晩は自己治癒した部分が少々ありましたが…(^_^;)

いずれにしても、なぜこんなに複雑な構成の曲を作れるのか、マーラーの脳構造を知りたいものですね。

これを書いている最中、少し曇っていたのですが、また日が差してきました。遠くからはセミの声も聞こえます。このまま梅雨が明けるといいですね。


FC2 Blog Ranking【←いい記事だと思ったらクリックしてみて下さいネ】

麻辣難難

麻辣作曲交響曲第難難番ですが――

いや、たわくしの所属オケでもうすぐ本番で、上記の難曲を演奏するのですが。みんな一所懸命やっているところに、何だか申し訳ないんですが――

凄く楽しい曲ですね。何だかハリウッド映画みたい。ハリウッド映画が嫌いでマーラーが好きな方には申し訳ないたとえですが、私はどちらも好きなので。

弾いていると、場面がどんどん変わっていって、何だかその情景が映像となって目に浮かぶような感じがするのですね。川端康成よりは宮部みゆきって感じでしょうか。至らぬたとえでm(_ _)m

そうそう、mochaさんのブログで、「マーラー焼きそば」というのがありましたけど、あれと同じ「麻辣」(マーラー)の表記、先日(多分)別の中華でも見ました。代官山です。その日、マーラー食べたかったんだけど、店がまだ開いてなかった。(^_^;)


FC2 Blog Ranking【←いい記事だと思ったらクリックしてみて下さいネ】

棒をぼおっと見る

タイトルを見た皆さんは、きっと、あきれていることでしょう、あまりにインパクトのない駄洒落です。

オーケストラの各楽器奏者が指揮者の棒を見るのは、案外難しいものです。指揮者によっては「もっと棒を見て!」と言うし、「そんなに棒を見ちゃだめだ」という指揮者もいる。まあ、どちらもその場では正しいことを言っていることが多いわけです。

「暗譜してるからといって、じっと見すぎちゃだめ」というのは一つ真理。アンサンブルを怠るから。「ぴったりついていきすぎるのもだめ」というのも真理。棒が指示しているのはタイミングより流れである場合があるから。「視界の片隅に入れて、棒を感じる」というのはかなりの真理。以前、キンボーさんの練習でそういう系統のがありました。「棒は見ずにトップを見て合わせろ」なんて言うのも、レアケースですが、まったくダメな考え方でもないでしょう。

しばしばある指摘で、「棒を見ているだけでは合わないから、コンサートマスターの弓の動きを見て合わせろ」。厳密に考えると、棒が必ず厳格に振ってくれて、それにかっちり合わせると約束をしておけば、コンサートマスターの弓に合わせるのと理屈としては大差ないわけで、筋が通らない話です。まあこれは、コンサートマスターのほうは、物理的に音と弓の動きが一致しているのに対し、棒はあおるために早ぶりしたりするから、ぴったり合わせるには適していないし、そもそも奏者同士でのアンサンブルを大事にするために、コンサートマスターを見ろ」なんて意味も含まれていたりするのでしょう。

タイトルに戻ります。結局、棒は見ないのはまあ論外ですが、しっかり見すぎてもいかんので「ぼおっと見る」のがいい、という強引なこじつけをして、今日の話を終わります。m(_ _)m

終わると言いつつ1点だけ。「気功」的な視点の置き方で、焦点を一箇所に定めずに、両目の視界を広げる方法があります。そんなの、応用できたりしますかなあ。


FC2 Blog Ranking【←いい記事だと思ったらクリックしてみて下さいネ】

皿椀樋鉋

このタイトルには暗号が隠されいるのだよ、ラングドン君。と、ダ・ヴィンチ・コードに毒されている場合ではありません。(^_^;) さらわんといかんな、そろそろ。魔羅難難の話です。


FC2 Blog Ranking【←いい記事だと思ったらクリックしてみて下さいネ】

速読譜

世の中には即毒じゃない、速読とか速聴とかありますけれども、また、速聴の効用はよく分かりませんが、速読はできるに越したことがないことがよく分かります。

で、そんなこととは関係なく、最近必要に迫られているのが、速読譜です。なぜって、オーケストラの練習場以外で楽器ケースの蓋を開ける時間がほとんど取れない日々が続いているからです(土日も結構仕事してることが多いので許してくだせえ>オケの皆様)。なので、速い譜読み力が必要になっとるとわけですたい。名づけて「速読譜」。マラ7ゆえいっそうやばいって話もあり鱒。はは。

速読譜はまあ、たわくしがかつて得意と言われた(今は随分力の落ちてきた)初見と近しい関係にはあるのですけど、微妙に違います。初見の場合は落ちないことが大切なわけですが、速読譜の場合はやはり、細かいところもできるだけ速く分かる必要があるわけです。表現のニュアンスなどもしっかりやらんといかん。そんなわけで、初見とは別種の集中力がいるのではないかと思います。

速読譜とは微妙にずれますけど、最近少しだけ脱力が進化した気がします。思うに、原因は、「あきらめの境地」なのではないかと。漢字にしてみよう――「諦念」。おお、こうすると一種の悟りみたいだ。(^_^;) 実際には全然悟ってないんすけど、あまりに個人練習してない状態で練習に臨んだことによって生じる諦念が、「これはきばっても無意味」ということから脱力を生み、意外といい感じで弾けるときがあっちゃったりする…。んんんん、来週はさらおう。(^_^;)


FC2 Blog Ranking【←いい記事だと思ったらクリックしてみて下さいネ】

何が素晴らしいか?

昨日は、バイオリン+ビオラのカップルの結婚パーティ二次会で、モーツァルトの協奏交響曲の、今日は、バイオリン+コントラバスのカップルの結婚パーティ二次会で、ストラヴィンスキーの「プルチネルラ」組曲の、それぞれTUTTIのバイオリンパートを弾かせていただきました。

やはり、愛は素晴らしいですなあ。どちらの曲も、各ソロは大変だと思いますし、そもそも結婚式の準備でさらう時間も限られていたでしょうに、愛は素晴らしいです。

おかげさまで、こちらまで、楽しませていただきました。ダンケシェーン。多謝。

しかし、真面目な話(が好きっすね、ここんとこ)、呼吸を合わせることは愛を育みますから、音楽はそのツールとして、大いに役立つのではないかと思います。

そりではまた。


FC2 Blog Ranking【←いい記事だと思ったらクリックしてみて下さいネ】

脱力の人、現る

ウィーン・フィルのコンサートマスター、ヴェルナー・ヒンクさんは、脱力の人でした。今回(11/1)、ヒンクさんをソロに迎えてヴィヴァルディの「四季」などを共演するという類まれなる幸運に恵まれたのですが、えもいわれぬその音作りの秘訣は、究極の脱力を実践しているところにあると見ました。

ヴァイオリンの上手な方の演奏に接すると、いつも「脱力すべきところを脱力しているからあんなにいい音がするんだなあ」と感心しますが、今回のヒンクさんのイメージは、「脱力のカタマリ」って感じですね。脱力の有りようにも、いろいろあるのですよね。ヒンクさんの場合は、全人格的脱力というか…(私の場合は人格限定脱力というか…(^_^;))

アンコールでバッハの無伴奏をやってくださいまして、こちらのほうはオーケストラは楽器を弾かずに済みましたので、舞台上でその脱力ぶりを鑑賞することができました。バッハの無伴奏、世の中では聴くと緊張を強いられるような重厚な音による演奏が多いように思いますが、ヒンクさんの場合は、ふーっと音が飛んでくるのですね。軽くて薄っぺらいわけではありません。音の深みはあるのです。

と、もう一点、「四季」を演奏中、私が練習でなかなかうまい具合に弓をさばけなかったところが、ヒンクさんの演奏を見ながら弾いていると、何だかいい具合に弾けてた(気になっていただけかもしれないけど(^_^;))なんてことも。「ヒンクマジック」の一種でしょうか? 

とりあえず、人格から見習おうかなと思います。


FC2 Blog Ranking【←いい記事だと思ったらクリックしてみて下さいネ】

地震とウィーン・フィル

さて、本日のトピックと言えば、やはり、「地震とウィーン・フィル」でしょうか。

リッカルド・ムーティさんの禁欲的で固唾を飲むようなシューベルト「未完成」の名演の後、第2曲モーツァルトの「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲」は、大変楽しく始まりました。冒頭のTUTTIの音からして前向きな勢いがあり、未完成とまったく違った空気を作れるウィーン・フィル&ムーティに改めて感心。バイオリン・ソロは私が勝手に目標と定めているコンサートマスターのライナー・ホーネックさんで、明るさ満開。ヴィオラはやはりウィーン・フィルトップ奏者のトバイアス・リーさん。ちょっと二人の個性が違ったかなということはありましたが、私的には、ホーネックさんの隅々まで美しい音が聞けて大満足でした。

地震が起こったのは、その第3楽章途中。後で聞いた話では、震度3だったとのことなので、まあ、大したことはなかったのですけど、サントリーホールっていろんなものがぶら下がっているからか、ギーギー音がするのですね。当然、客席はどよめきます。思わず、オーケストラの真上に吊るしてあるシャンデリアを眺めたり。

ムーティさん、イタリアンだからなのか、基本的に楽天家なのだと思いましたです。揺れた直後にちらと天井を見上げたような気もしましたが、ニコニコしながら指揮を続けるのですね(舞台背後のP席に座っていたので、指揮者の表情がよく見えるのです)。ソリストもオーケストラも、もちろん止まらず、演奏を続けます。最後は、二人のソロが終わって、まだ続くTUTTIの途中でホーネックさんがリーさんに「TUTTIを一緒に弾いて気持ちよく終わろうよ!」と目配せをし、最後数小節はソリスト2人も一緒に弾いて、楽しく終了! というわけで、楽しい演奏でした。 

というわけで、結論は「イタリア人は楽天家、ウィーン人もやっぱりね!」かな(安直すぎだ)。なお、プログラム後半のシューベルトの交響曲第3番では、オーケストラ奏者が入場した後、ファーストバイオリンで譜面の乗ってない譜面台があり、ムーティさんが拍手とともにその譜面を持って入ってヴァイオリン奏者に手渡した、というハプニングまで楽しむことができました。やっぱりムーティさんはニコニコしてましただ。

しかし、全般的に感じたのは、ムーティさんは、空気作りの上手な人だということですかなあ。まったく棒を動かさないで、オーケストラに勝手にやらせている部分とかもあって、おもろかったです。アンコールは、やっぱり楽しい「フィガロの結婚」序曲。ウィーン・フィルの演奏でこの曲が聴けるのはラッキーでしただ。



*公演情報
◎リッカルド・ムーティ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
◎日時:2005年10月16日 15:00開演
◎会場:サントリーホール
◎曲目:
シューベルト:交響曲第7番 ロ短調 D759「未完成」
モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 K364
シューベルト:交響曲第3番 ニ長調 D200
◎独奏:ライナー・ホーネック(Vn)、トバイアス・リー(Va)


FC2 Blog Ranking【←いい記事だと思ったらクリックしてみて下さいネ】
次のページ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。