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ほほほの脱力メモ

バイオリンと気功をお気楽に精進してα波に満ちた日々を過ごすためのメモブログです。キーワードは「脱力」です。話はいろいろ飛びそうです。

オーケストラの響き

オーケストラの響きがどのように出来るかを存分に語るのは難しいですが、同じオーケストラでも魔法をかけられたように音が変わることがあるから、現象としては面白いですよね。

N響(NHK交響楽団)は、元々第一級の技量を誇るオーケストラですが、時によって、さらに素晴らしい響きを持つことがあります。7月22日に聴きに行った「N響「夏」2005」(*演奏会概要は文末)というのが、まさにそんな演奏会でした。

指揮者は、6月に私の所属するオーケストラを指揮したキンボー・イシイ=エトウさん、ハープ独奏がウィーン・フィルの貴公子系(^_^;ソロ・ハーピストのメストレさん(男性です!)、ソプラノ独唱が往年のカラヤンが重用したというシントウさんという豪華な顔ぶれ。

オーケストラの響きに「おっ!」と思ったのは、ボアエルデューという作曲家のハープ協奏曲のときでした。恥ずかしながら、知らない名前だったので、現代音楽かと思って聴きに行ったら、モーツァルトのちょっと後、ベートーベンくらいの時代の作曲家でした。

否定形で表現するのも何なのですが、「こりゃあ、日本のオーケストラの音じゃないねえ!」という感じ。明るくて広がりのある豊かな響きなのですね。しかも、それが、決して響きがいいとはいえないNHKホールで起こったことでしたので、大いに感心してしまいました。

指揮者のキンボーさん、確かに私たちのオーケストラには魔法をかけて下さいましたけど、技術的にも音楽的にも熟成したN響にも魔法をかけたのかなあ。シントウさんのような巨匠の音楽家が出演するというだけでも、変わるかもしれませんし、キンボーさんと相性のいいコンサートマスターのマロ(篠崎史紀)氏がいいリードをしているのかもしれませんし、いろいろ複合的な要素はありそうですけど、秘密を知って、可能な部分ではアマチュアの私たちも参考にしたいものです。


*「N響「夏」2005」概要
指揮:キンボー・イシイ・エトウ
独唱:アンナ・トモワ・シントウ(S) 独奏:グザヴィエ・ドゥ・メストレ(hrp)
曲目・演目 ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲、ボアエルデュー:ハープ協奏曲ハ長調、ロッシーニ:歌劇「ブルスキーノ氏」序曲、ヴェルディ:歌劇『オテロ』より柳の歌「泣きぬれて野のはてにただひとり」「アヴェ・マリア」、マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲、チレーア:歌劇『アドリアーナ・ルクヴルール』より「わたしは神のいやしいしもべです」、プッチーニ:歌劇『ジャンニ・スキッキ』より「私のお父さん」
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