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ほほほの脱力メモ

バイオリンと気功をお気楽に精進してα波に満ちた日々を過ごすためのメモブログです。キーワードは「脱力」です。話はいろいろ飛びそうです。

手帳と手書き文字

シャープ製の電子手帳「ザウルス」の登場以来、いくつかのPDAを渡り歩いている身でも、時に手書きの手帳に心惹かれることがあります。野口悠起雄さんの発案による超整理手帳を使ってみたことも2度ほどありますが、結局は自分に関わるすべての情報を一つの筐体に落とし込みたいという欲求に勝てず、PDAに戻っている昨今であります。(ただし、ソニーがCLIEの開発をやめてしまったので、現在大変揺らいでおります)

が、先日ある宴会で見せてもらった紙の手帳には、少々衝撃を受けました。商品名が分からないのですが、手帳の後半に宮沢賢治の手書き文字が連なっているのです。「雨ニモマケズ」もありますし、「南無妙法蓮華経」もあります。もちろん、手書き文字を印刷したものではありますが、消しゴムを使えば消えてしまいそう…、まるで、鉛筆で直に書いたようにしか見えないのです。

そして、その手帳の前半は、普通のメモ欄です。つまり所有者が自分で好きな内容をメモするわけです。スケジュール帳ではなく、あくまでもメモ帳であるところがミソです。その所有者は、旅の記録などを記入していたほか、米ソの宇宙飛行の記録などをずらーっとメモしていました。そしてそのメモを見せてくれながら、頭に入っている宇宙飛行のエピソードを私たちに聞かせてくれるわけです。

所有者のメモと宮沢賢治の文字が、違和感なく一つの手帳に収まっている。宮沢賢治の文学を大して知らなくても、「書かれた文章に深く多彩な含蓄がある」ということを存分に感じ取れるのは、手書き文字であることが大いに手伝っていました。そうなると、所有者のメモも生き生きとしてくるわけですね。書く内容も自然とそういうことになるんだろうなあ。まあ、その所有者自体、かなり含蓄のある方なのですが、それを差し引いても、その手帳は十分に魅力的に思えました。

これは現在のPDAだとちょっと難しいことかなあと思います。ザウルスには「手書きメモ」なるものも付いてましたけど、仮にそこに宮沢賢治の言葉を手書きコピーして登録しておいたとしても、何気なくめくって見るというわけには行きませんからなあ。

問題があるとすると、手書きの手帳がいっぱいになった時、他の手帳に移らないといけない、ということですね。

リフィル式で同じことをやるのも、多少の違和感に目をつぶれば、有りかもしれませんね。何かもっと手書きノート風のリフィルってできないものなのかな。また、いろんな作家のヴァージョンが欲しいですね。

あるいは、アップルあたりが、そんなPDAでも作ってくれるとよいのですけどね(ニュートンは普及しませんでしたが、また時代は変わりましたし、ね)。
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