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ほほほの脱力メモ

バイオリンと気功をお気楽に精進してα波に満ちた日々を過ごすためのメモブログです。キーワードは「脱力」です。話はいろいろ飛びそうです。

アルバンベルクカルテットでイメトレ

昨日(2005/8/7)放映のNHKの芸術劇場は、最初のほうのトピックスでマンガの「のだめカンタービレ」がヒットしている話などがあり、散らかし放題の天才ピアノ弾き「のだめ」への共感をいっそう強くいたしました。しかし、天才だから、散らかすことを許されるのかなあ…。

その後に続いたのは、アルバンベルクカルテット(ABQ)の今年5月の来日公演の放送。ビオラのトマス・カクシュカさんが病気だったため、女性ビオラ奏者のイザベル・カリシウスさんが代打を務めていました(6月初めにカクシュカさんが亡くなり、カリシウスさんはそのままABQのメンバーになったそうです)。ベテランたちに引けをとらない演奏のカリシウスさんに加え、名チェリスト、ハインリヒ・シフさんを第2チェロに加えた豪華メンバーのシューベルトの弦楽五重奏は、とても楽しめました。

ABQもベテランというに相応しい歴史を持つ団体になり、第一バイオリンのピヒラーさんや第二バイオリンのシュルツさんは年輪を感じさせる見た目になりましたが、独特の宇宙感を醸し出すピヒラーさんの音色は相変わらずですし、若干動きが少なくなったように見えるシュルツさんも、説得力のある音の素晴らしさは以前通りです。

チェロのエルベンさん、弓の持ち方が普通よく見るのと違うことに、今回初めて気がつきました。右手の人差し指をあまり使わないのですね。影絵できつねを作る時のような感じ、つまり、中指・薬指・親指で弓を持っているように見えるのです。名チェリストの中には、人差し指が一番大切と言っている人もいますから、いろいろな奏法があるのだなと思いました。

第二チェロのシフさんを見て感じたのは、音の太さと体の大きさはひょっとして比例するのかな? ということでした。(^_^;) 奥に座っているのに、手前のエルベンさんよりもでかく見える逆遠近法男のシフさん、とにかく音が野太いのですよね。まあしかし、でかいのに優美で繊細な音楽を奏でるデュメイのようなバイオリニストもいますから、一概には言い切れないかもしれません。

と、大抵のクラシックコンサートでは、演奏が終わった拍手の後、男性奏者は女性奏者を先にステージから退場させるものです。レディファーストということだと理解しています。ところが、ABQは、ピヒラーさんもシュルツさんも、紅一点のカリシウスさんを置いて、どんどん引っ込んでいましただ。やっぱ、何十年も女性なしで演奏していて、忘れちゃったのかな、そういうことを。(^_^;)

こうした放送を見ていると、自分が演奏するためのイメージトレーニングになるのでよいですね。私が一番好きなのは、シュルツさんの音の出し方なので、録画で一所懸命シュルツさんのボーイング(弓の使い方)を見て、脳裏に焼き付けておきたいと思います。シュルツさんも、エルベンさんとは違いますけど、右手の人差し指がかなり自由なように見えました。やはり緩みが大切なのだろうと思います。
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